エピソード 3

キャンベルは聖歌隊。 『天使にラブソングを』ってゆーよりも、僕の中ではキャンベルこそが地上に降りた最後の天使。 キミの瞳は1万ボルト!
毎朝の礼拝中、聴こえてくるキャンベルの天使のような歌声・・・

エピソード3

ボクが私立の中学に入学したのは他でもない、バスケットボールがしたかったから。
ボクの生まれ育った村は、人口1000人チョイの『ド』が1000個くらい付くド田舎村。
小学校はモチロン1クラスのみの1学年10人〜20人程度。
5年生の頃から、放課後は隣接してる村立中学校のバスケ部の練習に一人で混ざって一緒にバスケで汗をかいてました。 先輩達はとっても優しくて親切に教えてくれて、どんどん上達しました。 放課後の部活が楽しみで仕方なかった。
(よ〜し、中学になったら1年でレギュラーになって、3年でバスケ部のキャプテンになって、県大会で優勝するぞ!)
6年生になるとますます腕が上がって、新しく中学生になった一個上の先輩にバスケを教えてあげてました。
ところが信じがたい噂を耳に。 えぇ? 今年でバスケ部は廃部? まび??
田舎で生徒数が足りない為、男子は野球部か卓球部のどちらかしか選べない? の?
絶対イヤじゃぁあああああーーーーー!!
バスケしたくて、バスケの為に今まで、バスケ出来ないんじゃ、バスケしかしたくない!
バスケ、バスケ、バスケバスケバスケ・・・ドリブルシュート
So-da! ならば、私立の中学を受験しよう!

その私立の学校まではバスと電車ともう一度バスを乗り継いで片道1時間半〜2時間。 料金は世界一高いと評判の例の上信電鉄なので通学交通費はチョットしたプチ旅行なみ。 授業料も他の学校がどれ程か知らないけど多分県内では1番か2番くらい高いハズ。 6年間通い続けさせてくれた両親に感謝デス。 俺が親なら無理だモン。
そんなワケで、小学校の最後の半年はバスケの練習よりも受験勉強を頑張りました。
兄貴が勉強出来る人で良かったぁ〜。 妹の時は兄貴も自分本人の勉強が忙しくて家庭教師どころじゃないし、俺は頭悪くて教えるどころじゃなくて、いつも下痢気味の親父がトイレで扉開けながら、ぷぅぷぅ屁をコキながら、ウンコしながら教えてて。 仕方ないから妹も机じゃなくてトイレの前の廊下にしゃがんで泣きながら勉強させられてた。
ソレって何プレイ?) アレじゃ臭くて集中できっこ無いよなぁ〜。。。 妹ょ、ゴメンね、次男坊のオイラは勉強できなくて。。。

んまあ、話は飛びましたが、そんなこんなでボクはキャンベルと出会うことが出来たのであります。
さっそくバスケ部の練習見学。 期待を胸に部室に行ったら、ラララ、いきなし虐められた。 スゴく不快で、陰気で、雰囲気悪かったので一発でバスケ部への執着が冷めました。
そこで、入学したての新入生の為に、体育館で部活紹介があるとゆーので、参考にすることにしました。
運動部よりも何よりも一番興味をそそられたのは聖歌隊でした。
讃美歌とか、ハンドベルとかのパフォーマンスしてました。
(聖歌隊ってカッコいい〜!)(スゲ〜、人間てあんなふうに歌えるんだ〜)

家に帰って母に相談し、
須賀でスガ『俺、バスケやらないで聖歌隊に入る!』
母『
せ、性感帯?』 (´ー`* )))) ((((*´ー`) あ〜ん♪あ〜ん♪
須『ナニ言ってんだよ! 聖歌隊ってのがあンの! 讃美歌とか歌うんだよ!』
母『セイタカイ? 背高い? セイカタ? 解んないケド、アンタは、背高いんだし、体格イイんだし聖歌隊なんてよして、男の子なんだからスポーツ部になさいよ!』
須『男の人だって、スゲ〜低音で歌ってて、人間の声じゃないみたいな声で歌ってたモン』
母『ダメダメ、運動部になさいザマス』

結局、親の反対を押し切る程の意思の強さは無く、その日ボクに一番積極的に勧誘してくれて雰囲気も楽しそうなサッカー部に入部しちゃいました。
(マネージャーさん可愛いし、先輩は優しそうだし、一番チヤホヤしてくれたし、やっぱ人間関係って大事だな〜。 それにキック力つけて強くなりてぇし、ヨシ!)
アレほど
バスケバスケバスケバスケ言ってたのに・・・ ま、いっか。

サッカー部でキャプテンやってくれた同級生のコーちゃんとは18年たった今でも大の仲良し。
何でも相談できる責任感とリーダーシップを兼ね備えた大親友。
ゴールキーパーだったオレッチの前で、スウィーパーとかストッパーとかってポジションで、味方に指示を出しながら、ゴールを狙う敵の攻撃をコトゴトク阻止してくれて、サッカー日本代表の宮本みたいで、ホント頼もしかったです。 コーちゃんが抜かれた時は、
ほぼ100%失点につながりました。 何故ならオレッチは日本中・・・いや、世界中のゴールキーパーの中で、間違いなく世界一練習中から試合中も横っ飛びしないキーパーだったからです。 3年間のゴールキーパー人生で、試合中も練習中も合わせて、ボクが横っ飛びした回数は5回くらい(練習で3回、試合で2回くらい)。 だから、ボクが飛んだ時は試合中でも味方が『おぉおお!飛んだ!!』ってビックリしてた。 ライト兄弟気分でした。

そう言えばキャンベルは何部に入ったんだろう?
・・・っぶぅ!! 
ぬゎにぃ? 聖歌隊? "く(""0"")>なんてこった!!"
カァちゃんのバカヤローーーー!
・・・泣いた! もしも群馬に海があったなら間違いなく、海へまっしぐらしてた事でしょう。
あの時は、親の反対を押し切れず不順な動機でサッカー部に入部した自分の不甲斐なさを後悔したなぁ〜。
だいぶ後になって、世の中にカラオケBoxが出来はじめた頃みんなで行って、キャンベルの松田聖子と竹内まりあをナマで聴いた時は、自分が今地球に居る事を忘れるほど神秘的でした。

中1の夏休み前の暑い昼下がりに、キャンベルと同じクラスのDREAD ROCKがドタバタ走り寄って来て
D『須賀須賀須賀! 須賀須賀須賀須賀!』
須『何だよ!騒々しいなマコト!』
D『
キャンベルから頼まれて来たんだけど・・・』
須『え!? えええええええええええ!? 
ウッソ!! マビで? ナニナニ?? どぼちた??? 早く言え!!』

つ・づ・く!!

次回
エピソード4を 乞うご期待!!