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寝坊した。 卒業式に遅刻しちゃう!
タダでさえ朝がとても苦手で起きるのがツライ須賀でスガなのに、卒業式のその朝に限って目覚まし時計の電池が切れて、針が止まったままだった。。。
(いっそ、このまま時も止まってしまえばイイのに。。。)
あんなにもキラキラ輝いていた日々が、突然ピタッと幕を閉じてしまうなんて…
卒業式なんて来て欲しくなかった! 大人になんかなりたくもない!
明日なんて歓迎しない!
時計の電池も取り替えぬまま、いそいそ靴を履いた。
エピソード9
高校を卒業後、日活という映画会社の俳優養成所へ入った。
東京。
18年間過ごした群馬の片田舎と違い、あらゆる人種や、悩みや、欲望や、犯罪や、悦びや、憎しみやらが大量にうごめく街。
大都市 東京。
同じく田舎育ちのキャンベルは、今頃この大都会で一体何を思い、何を感じているだろうか?
東京の魔の手がキャンベルを襲う・・・!?
~ヘ(~△~m)〜 コッチヘ オイデー...
須『ヤぁーメぇーロぉー!! キャンベルに指一本でも触れてみろ! このオレ様が決して許さん!!』
キ『きゃぁぁぁあああ! 須賀でスガぁ〜、助けてぇ〜!!』
東京の魔の手『アッハッハ!イッヒッヒ!ウッフッフ!エッヘッヘ!オ〜ホホホホホホホホ!』
あ”ぁ”―――――!! 想像しただけで、いてもたっても居られない!!
キャンベルぅぅぅううう------!!!!
n?あ! キャンベルは神奈川だった・・・ しかも横浜とかじゃなくて結構田舎サイドの神奈川だ…
それでも、結局いてもたっても居られないオレッチは勇気を出して、聞いておいたキャンベルの部屋TeLに電話してみるコトにした。
受話器が異様に重たく感じた.. .. ..
何度も受話器を置いては、再びダイヤルしてみるケド、最後の1ケタがプッシュ出来ずにまた受話器を置いてしまう。
そーだ、台本を書こう! そして予行練習してからダイヤルしよう!
え〜と、え〜っと。。。 メモメモメモ_φ(._.φ(゚-゚;φ(._.φ(゚-゚;φ(._.φ(゚-゚;)カキカキカキ
須『もしもしコチラ須賀でスガ。 応答ねがいマs ドーゾ・・・ うn? 変だなぁ。 これじゃトランシーバーだよ・・・』
。。。φ(゚д゚) 。。。φ(゚д゚) 。。。φ(゚д゚)
口〜〜〜\(゜o゜\)ああメモが・・・
φ(`∇´)φカキコカキコ♪ ヨーッシ! 書けたじょ♪
ササ、練習、練習!
須『こコkko今夜、ぼぼbボクと、でdeデートしてくらはい!』
う〜。。。 緊張して練習にならねぇ。。。 イイや、とにかく電話してみよっ。
デンワ、デンワっと。 ピ・ポ・パのパっと。。。。。
RRRRR・・・・・ RRRRR・・・・・
ドキドキ ドキドキ ドキドキ ドキドキ ρ(´ε`*) あ! モシモシHelloニーハオ
なんですとぉぉおお?! コテッ (_□_;)ii サカサガビーン!!
須『ダ-----!!だめ駄目ダメ!! 飲み会なんか行っちゃダメだってばぁ!』
キ『ナンデ須賀でスガに止められなきゃならないの? キャンベルの勝手でしょ?』
須『だってキャンベル、お前チャンは優等生だったから悪い奴らに対する免疫っつぅモンが…』
キ『須賀でスガにそんなコト言われる筋合い無いから。 じゃ〜ね! だから今夜は無理です。』 ガチャ!
ガーン! ΣΣ( ̄□ ̄;)!!ゴーン! ΣΣ(; ̄□ ̄;)!!ギンギラギーン! ΣΣ(; ̄□ ̄;)!
その夜はそーとー荒れたデス。
飲み干したバーボンのボトルを片手に、近くの小学校の夜の朝礼台で、大声で泣きわめいてたらしく、近所の住民に通報され、ポリスManがお迎えに来てくれたみたいです。 それでも言うコトを聞かないオレッチから連絡先を巧妙に聞き出したようで、暫くしてから兄貴が心配して駆けつけてくれた。
ゲロまみれになった朝礼台の周りをポリスManと兄貴がキレイに掃除してた。 そんな後ろからポリスManにカンチョーしたりして、兄貴とポリに本気で超怒られた。
ε=ε=ε=(*^皿^)
酔うとタチ悪いのは祖父からの隔世遺伝。
おまわりしゃん&おにいたまん、マビであんときゃゴメンちゃい。
電話が苦手だってな事に気付いたオレッチは、10回に分けて恋文を書いてみる事にしてみた。 10回という数字は特に深い意味は無いデス。 キリが良いので10回。 100回にするとポストManとキャンベルが恋に落ちかねないから10回。
(10回ラブレター書いて、音沙汰なければキッパリいさぎよく諦めよう。)
毎回毎回お気に入りのポストカードを選んで、気持ちをストレートに言葉にして伝えてみた。
けれども7回、8回・・・ 返事は来ない。 9回目も・・・ナシ。
(もしかして、白ヤギさんみたいに読まずに食べちゃってるのかなぁ。。。)
音沙汰なければキッパリいさぎよく諦めようと覚悟を決めてたハズなのに、なかなか往生際が悪く、思い込みが激しい自信過剰グランプリで見事最優秀カン違い男大賞を獲得経歴の持ち主でもある金メダリスト須賀でスガとしては、まさかホントに何も音沙汰ないとは思ってなかったモンだから、コレは怪しい!と・・・
(もしやポストManがキチンと配達せずに処分しちゃってるんじゃ??)
もう信じられるのは自分しか居ない!
そこで、最後の1通はポストManに配達してもらうのではなく、自分の足で届けよう。 しかも、今度は他の郵便物に紛れたり、気付かれずにチラシと一緒にポイされたりしないように、モッソ(ものスゴクの略語)目立つB5版の大きなポストカードを選んでみた。
電車に乗ってガタゴトガタゴト
僕らが6年間揺られた上信電鉄とは違い、とっても静かでとっても早くて快適指数上昇。
一駅。。。二駅。。。 近づくごとに、キャンベルと通った電車での思い出が、懐かしくフィードバックしてくる。 このまま懐かしい過去の思い出に遠ざかってしまわないように、しっかりと気持ちを届けよう!
運命のイタズラにはホント驚かされる。
キャンベルの駅に到着した。 初めて足を運ぶ街。
ホームへ降り、改札を出て、タクシー乗り場へ向かう階段を降りながらフッと後ろを振り返った。
アンビリバボー! ハニホー・ヘニハー!
オォォーーー!! w(゚ロ゚;w(゚ロ゚)w;゚ロ゚)w オォォーーー!! オイオイ嘘だろ?!
ま後ろをキャンベルが歩いてるじゃん!!
その時、心の準備が全く出来ていなかったオイラがとった行動は、なぜか咄嗟に身を隠してしまった。 ササッ [壁]д・) チラ
(気付いてるのかなぁ? 気付いてないのかなぁ?)
高校を卒業後それぞれ群馬を離れた二人が、
まさか、この広い日本列島の、
まさか、1億数千万人のすれ違いの中で、
まさか、無限に刻まれる時と時の間で、
まさか、まさか。
幾つもの奇跡が同時に訪れて来たような気がした。
きっと運命が二人を引き寄せようとしてるのかなぁ〜?
あ〜、それにしても、ビビッたぁ〜 Σ(゜ロ゜)ビックリ
nン? なんでコソコソ隠れてンだ? オレ・・・
ナニしてンだ? オレ・・・
コラッ! 勇気を出せ!!
ラブレターを届けに行かなくちゃっ☆
いよいよ次回は最終章エピ10です。
最後まで、どうぞお楽しみください☆
つ・づ・く!
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