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先に言っちゃいますケドぉ〜、エピソード9.8と次章9.9はかなりブッちゃけトークで、あまり笑えない構成になってます。
(今回から読み始める人はつまらないカモ…)
f(。_。;) ポリポリ
が、エピ9からMixiでキャンベルと再会するまでの空白の12年間を埋める為には、避けて通ってはイケないと思い、ココに告白することに決めました。
正直ドコまでディープにカミングアウトしてイイものかと考えましたが、あまり全部を打ち明けてしまうと、自分でも本気で引いちゃうエピソードなので、7〜8割くらいまでのラインでお許しください。
それでもなるべく面白おかしく読んで頂けるように、なんとか色々と工夫してみます。 (;^_^A
(ちなみに、チョットややこしいのですが このエピソードシリーズ、エピソード9とエピ10は、ほぼ同時期の話で、その続きはエピ9.1になっておりますが、エピ9.1の冒頭はエピ9.9の続きでもあって、エピ1にも繋がってて、9.9も同時にエピソード1に繋がる複雑な時間の組み合わせで構成されてます。)
図で表すとこんあカンジ?かな?
┌―――――――――――――┬――――――――――┐
↓ ↓ ↑
エピソード1 → エピ2〜9(&10)→ エピ9.1 → エピ9.2〜9.9 ―┘
↑ ↓
└―――――――――――――┘
エピソード9.8
『何にも専務』
ウチの社員さん達がボクをそうに呼ぶ。(エピソード9.4参照)
笑って返事をする。
『へぃ! アッシの事デスかぃ?』
経営者としての才能も、自覚も、プライドも無いスガッチでした。 (x_x)
母上に見捨てられた事で、ある種スッゴク人間不信に陥ってたし、極端に人間嫌いになっていたし、親兄弟に対してかなり嫌気が差していた。
元来もともと信頼関係の無かったオヤジの仕事を、見捨てられたモン同士って繋がりで継ぐハメになったけど、『サスガに申し訳ない』ってくらい、日々脱力しッパでした。
それでもオヤジは須賀でスガが辞めてしまわないように甘い蜜を吸わせ続けたのは、銀行からの融資を受ける際の連帯保証人になれる人が、他に居ないからだったと思う。
明確な目標に向かって着実に一歩一歩、毎日毎日がホント充実していた東京での『夢』を捨てて、大嫌いなオヤジの会社を継ぐべく、群馬に帰国したスガッチは退屈で退屈でしょーがなかった…
(実の親の事を『嫌い』とか言うのってガキっぽくてヤだけど、肉親であるからこそ一度嫌いになると憎くて憎くて堪まらなくなるモンで、人に対する好き嫌いはほとんど無いサスガの須賀でスガも、オヤジだけはどうしてもダメなんです。今でも。)
ンまぁでも、会社が倒産したのってボクの責任が大きいなぁ〜ってツクヅク感じる。
それと(元従業員の皆さんにはこんな無責任な発言してホントに許されないケド)オヤジの代で倒産させてくれて、正直『よかった』ってホッとしてます。
ボクが仮にモシ社長になってたら、モチロン再建など出来ずに100%倒産させてただろうし。。。
そうすると責任は100%代表者が背負うことになるし。。。
※ココまでの文章を読んで頂いた方はお気付きと思いますが、須賀紀彰はかなりの無責任男です。
この男に使命感や、責任感のある事を任せてはイケません。 くれぐれも。
m(。−_−。)m
ついにその日の支払いは『不渡り事故』になりました。
(つまり、支払日に銀行の残高が支払額を下回っちゃったって事です)
それまでも毎月の支払日はギリギリ&スレスレでしたが、無責任なボクは支払日の危機感に対して『麻痺』と言うか、ヘンな言い方ですが『慣れ』を覚え始めてしまっていました。
イケない男です。
社員さん、仕入先、販売先、親族、友人など、ボクを取り巻くあらゆる人達にどう説明すべきか?
しかしその日、無責任男がとった無責任な行動は… (引かないでよ!) 現実逃避。。。つまり、そのぉ〜。。。
『 夜 逃 げ 』
ってやつ? そう、夜逃げ。 しかも白昼堂々と。昼逃げ?
ドロン スタコラサッサ― ε=ε=ε=┏( ・_・)┛
多くの社員さんとその家族や仕入先等から攻め立てられる事が恐怖でした。
キチンと誤りもせず、1年間も行方をくらましたままで、今更ですが本当に申し訳ございませんでした。
<m(_ _)m>
思い出すたびツクヅク自分の無責任さに自己嫌悪。。。
毎年毎年、首元に刺さる秋風が、冬の季節を感じ始める頃になると、誰かに追われてるような、後ろ指差されてるような、逃げたしたくなるような、隠れたくなるような、どうしようもなくソヮソヮする衝動にさいなまれる日々が、1週間ほど続きます。
その日一夜でボクが抱える事になった負債額はおよそ1,500,000,000円。
ゼロが何個?え〜っと、いち・ぢゅう・ひゃく・しぇん・まん・・・
15億円! Σ(゚д゚;)
サマージャンボが5年連続当たれば返済できるかな? よし!宝くじ売り場行くじょ〜♪
・・・ん?ムリ?
オヤジは会社の破産手続きと併行して自己破産の手続きも顧問弁護士さんに任せました。
で、息子であるボク一人に負債を全額押し付けて別会社の社長を勤めさせました。
(破産者は会社の社長にはなれないンです)
こんなドン底の状況でも、息子家族の心配もせず自分のコトしか考えずに、息子を騙して利用して借金を背負わせてでも、別会社を意のままにしたがるオヤジに対して愛想尽きて、絶縁を心に決めました。
母に捨てられ、父にも騙され、バアヤにもウソをつかれ… その頃から家族に対する執着はゼロになりました。
と言う訳で、ボクも自己破産を決意しました。 頑張って返済できる額なら少しずつでも返済すべきなのでしょうが、どう逆立ちしても15億円はムリなので、ためらいは全然ありませんでした。
でも、破産するとどうなるンだろう?
何が出来なくなるとか、何を失うとか?? 一生ブラックリストで普通の生活は出来ないのかなぁ?
いろいろ調べた結果、ボクの場合は財産が無いから破産の手続きはスムーズに出来そうで、早ければ1年半くらいで復権できるってコトが解かりました。
弁護士さんに依頼したら50万円以上かかっちゃうので、自己破産の手続きは全部自分一人でやりました。
裁判所では裁判官と一対一で法の裁きを受けました。
我ながら、大変な経験をさせて頂いたとツクヅクそう思う。
そして翌年、ついに免責が決定しました。
つまり、破産者としての責任が無くなり、一般人に戻れたって事です。
債権者には申し訳ありませんが、15億円の負債がチャラになりました。
その1年半の間、ボクはガッチワイフの実家の水道屋サンでお世話になっていました。
でも、自分の中には『小さな飲食店を経営したい』という新たな夢が芽生え始めていました。
(一生このまま水道屋サンを続けるべきか?自分がやりたい事をやるべきか?)
毎日葛藤。
そんなある日、坂本竜馬に出会いました。
坂本竜馬の32年という短くも情熱的な生き様に憧れ、男としてこの世に生を受けたからには、どんなにチッポケでもイイから自分も何かカタチを残したいという思いが強く沸き起こりました。
特に心を打った竜馬の言葉は
『義理なんてものは夢にも思っちゃいけない。義理は自分の夢を押し殺してしまう。男は夢を捨てちゃダメだ!』
っていう言葉でした。
とてもタイムリーでした。
その言葉に出会った事で、世話になってるガッチワイフの家族に対して感謝はしつつも、義理で水道屋サンを続けるコトを辞め、夢を追う勇気を得ることが出来ました。
ちなみに、今ボクが経営している焼き鳥屋の屋号『自然堂』は竜馬が長州に設立した会社名そのまんまパクリです。
つづく・・・
次回はいよいよ、エピソード9.9です。
9.9は焼鳥修行に転職してから今に至るまでのお話です。
同じくあまり笑えないけど、ドーゾご期待ください。
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